Facebook(ページ)への投稿といいねについて

Facebookをどう使うか、ということは、個人で決めればいい話で
良くセミナーなんかでこう使いなさい的な話がありそう(あんまり人のセミナー見たことないので知りませんが…)なのが

「とにかくひたすら友だちの投稿に”いいね!”して、エッジランクを上げればあなたの投稿をより多くの人に見てもらうことができる」

って話ですね。

うん、間違っていなと思いますし、あなたが自分の商品を「宣伝」したいのであれば
ある程度は有効な手法かと思います。

ただ、いくら他人の投稿に「いいね」をつけて(というか、その結果としていいねを返してもらって「記事の重要度を上げる」わけですが)
あなたの「宣伝」を友だちのニュースフィードに表示させたところで、
その表示させた「宣伝」が、興味を持たれなければ意味ないですよね?

いえ、別にそれはそれでいいんだけれど、それ以上にひたすら「いいね」獲得に走って
結局自分の重要なインフォメーションを投稿していない、というパターンをよく見かけます…

これは一種のゲームみたいなもので、ある意味ソーシャル中毒といってもいいのかも知れません。

たとえいいねが10しかつかなくても、誰かのニュースフィードの表示されてて、
その内容が相手の「潜在意識」にインプットされ、あなたやあなたの商品のブランディングが確立できればそれでいいと思いませんか?
「いいね」をもらうのは、手法であり目的ではありません。

さらに、例えばお昼にこんなもの食べましたっていう写真に300いいねついたところで、
その食べたものがあなたのブランディングやイメージに関連する必要がなければ、いいねの数なんて自己満足にしかなりません。
朝のあいさつと広いもののきれいな写真に300いいねがつけば
あなたは
「どっかで見たことのあるきれいな写真と共に朝あいさつをする人」
という認知をされます。

あえてその食べ物や広いものの写真を、自分と関連づけたいのであれば、それは戦略になります。

この二つの違い、わかりますでしょうか。

さらに、Facebookでの投稿は、基本的に「宣伝」であることが嫌われます。
自分にとって有益な情報以外は、「ゴミ」として相手のニュースフィードに表示されていることを意識しましょう。

これももちろん、ゴミなりに自分のブランディングと関連づけられていれば問題ありません。
相手の潜在意識に、あなたの登校内容は少しずつインプットされていきます。

ですが。

Facebookって本来は「コミュニケーション」の場であり、「情報発信」の場ではない

ことは
気づいておいた方が良いでしょう。
仮に情報発信をしたとしても、それは「コミュニケーション」をベースとした情報発信であるべきなのです。

つまりその情報を元に、誰かと話しが膨らんでいく、そんなカタチが理想です。(ぼくもなかなかそれができていません)

そこをぶっ飛ばしちゃうと、あなたのタイムラインは独りよがりなメディア。言い換えれば「非ソーシャル」なメディアになっちゃうんですよね。

 

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投稿者プロフィール

hesatake
東京都杉並区出身。愛知学院大学文学部心理学科中退。
職種:WEBライター、書籍執筆、コンテンツマーケティング、ウェブプロモーション、All About LINE活用ガイド

●大学中退後、オイルまみれの二輪メカニックから、子供の頃から好きだった「ものを書く」仕事をするためコピーライターに転身。T専門の広告代理店ディレクターとしてBUFFALO、ブラザーなど地元IT企業の広告、販促ツールを制作。27歳で個人事務所として独立。その後はトヨタ自動車の海外向け販促ツールなどのプランナー、クリエイターとして活動。クリエイティブ以外にもデザイン専門学校講師やインターネット黎明期にセミナーの講師としても活動。●2012年春「はじめてのFacebook活用」(秀和システム)を執筆。以後執筆する書籍のテーマに関連するコンサルティング業務にも取り組む。●2012年から2015年にかけて計17冊の単行本、ムックを執筆。