執筆するときに本質を探すということ

2012年は合計4冊の本(ムック+はじめてシリーズ)を出版することができました。

現在一冊執筆中(モバイル関係のムックです)でもう一冊がほぼ決まっているというのが現状です。

書籍の著者の一年生としては、多分結構いっぱい書いた方じゃないかと思います。

(共著出なく単著として)

ボクの場合は個人のブランディングのためとかそう言うのじゃなくって、

基本的に書くことが好きなんだな、ということを、

2冊目のFacebookページの本を書いていて気がついたんですね。

好き、というか、苦痛でない。

〆切のプレッシャーは毎回胃液がにじみ出すくらいストレスなのですけど

それでも「苦痛」にはならないんですね。

かといって、書き上げて、校了して、店頭に並ぶのがカタルシスかというと

別にそのために書いてるわけじゃない。

以前はミクシイなんかに日記を書き倒していて

友人に何でそんなに書いてるの、って聞かれて

書かずにはいられない

って答えたのと同じものが、なんとなくいま本を書いている理由の気がします。

もちろんただ書いてるだけじゃない。

それぞれ、書いている題材の本質を、いつも意識しながら書いていたりします。

本質。

例えばEvernoteの本質ってなんだろう。

とか。

悩んだのはLINEですね。LINEの場合は本質というより

「LINEの中での友だちの定義ってなんだろう」

ってことだったり。

原稿書きながらふと手を止めて、そんなことを三日くらい考えちゃうんですね。

だからぼくが書いた本には、そういった本質をダイレクトに書いている項目はなかったりするんですけれど

必ず一本芯が通って、ぶれていないという自信があるんですね。それは何となく伝わるものとして。

それはなんというか、この年齢になったからできるのかななんて

類書を見ながら一人感じてたりするんだけど、そういうのがじわじわ伝わっていけばいいな、と。

できることならオンリーワンになりたいですからね。

多分この本にも、なんとなくそういうスピリットは流れています。

おもしろいですよ。そういう意味ではこの本。

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投稿者プロフィール

hesatake
東京都杉並区出身。愛知学院大学文学部心理学科中退。
職種:WEBライター、書籍執筆、コンテンツマーケティング、ウェブプロモーション、All About LINE活用ガイド

●大学中退後、オイルまみれの二輪メカニックから、子供の頃から好きだった「ものを書く」仕事をするためコピーライターに転身。T専門の広告代理店ディレクターとしてBUFFALO、ブラザーなど地元IT企業の広告、販促ツールを制作。27歳で個人事務所として独立。その後はトヨタ自動車の海外向け販促ツールなどのプランナー、クリエイターとして活動。クリエイティブ以外にもデザイン専門学校講師やインターネット黎明期にセミナーの講師としても活動。●2012年春「はじめてのFacebook活用」(秀和システム)を執筆。以後執筆する書籍のテーマに関連するコンサルティング業務にも取り組む。●2012年から2015年にかけて計17冊の単行本、ムックを執筆。