Appleが料金回収事業に手を出すメリットは?

http://news.mynavi.jp/articles/2014/01/27/apple_settlement/

iiPhoneでアプリをダウンロードする際に利用するAppleIDは、
有料コンテンツを購入する時には、iTunesCardでチャージするか、クレジットカードを登録します。

現在はこのアカウントで利用できるのは
Apple公式のiTunesStoreや、AppStoreだけなのですが、
このアカウントを使って店舗などでの買い物ができるようになるのでは?
というのがこの記事です。
これだけのユーザー数を誇る訳ですから、
そういう発想が出てきてもおかしくはありません。

でも、その利点は?と考えると、少々疑問も。
iPhoneには、おサイフケータイ機能はありませんから、
タッチでかんたん決済はできませんし、
リアルの場で使うとなると、利用するための何らかのハードウェアが必要になります。
おサイフケータイなどの非接触通信デバイスが浸透しているのは日本だけですから、
全世界がターゲットになるAppleが、単独でそれをワールドワイドに展開するというのは、時間と手間のかかる戦略ですから、
そこまでの収益を、果たして料金回収代行というビジネスで得たいかどうかにということですよね。

顧客もAppleもメリットがあるプラットフォームが作れるのなら、
ありかもしれませんが、
いますぐそれがあるのかというと、
ないのでは?というのが感想です。

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投稿者プロフィール

hesatake
東京都杉並区出身。愛知学院大学文学部心理学科中退。
職種:WEBライター、書籍執筆、コンテンツマーケティング、ウェブプロモーション、All About LINE活用ガイド

●大学中退後、オイルまみれの二輪メカニックから、子供の頃から好きだった「ものを書く」仕事をするためコピーライターに転身。T専門の広告代理店ディレクターとしてBUFFALO、ブラザーなど地元IT企業の広告、販促ツールを制作。27歳で個人事務所として独立。その後はトヨタ自動車の海外向け販促ツールなどのプランナー、クリエイターとして活動。クリエイティブ以外にもデザイン専門学校講師やインターネット黎明期にセミナーの講師としても活動。●2012年春「はじめてのFacebook活用」(秀和システム)を執筆。以後執筆する書籍のテーマに関連するコンサルティング業務にも取り組む。●2012年から2015年にかけて計17冊の単行本、ムックを執筆。